【3年制】
看護学科は、国家資格である看護師の資格を取得するための学科です。看護師の職務とは、治療やケアを受ける患者様の気持ちに寄り添いながら、その方の生活を支援したり、治療の補助をしたりすることです。超高齢化が進む日本の社会において、地域における看護師のニーズはますます高まっており、本科の卒業生も、医療機関のほか、福祉施設や地域の保健センター、保育園・幼稚園など、社会のさまざまな場で活躍しています。
看護学科は、国家資格である看護師の資格を取得するための学科です。看護師の職務とは、治療やケアを受ける患者様の気持ちに寄り添いながら、その方の生活を支援したり、治療の補助をしたりすることです。超高齢化が進む日本の社会において、地域における看護師のニーズはますます高まっており、本科の卒業生も、医療機関のほか、福祉施設や地域の保健センター、保育園・幼稚園など、社会のさまざまな場で活躍しています。
本学科では、以下の努力ができる学生を求めています。
本校では、大学と比較してもまったく遜色のない充実した実習環境を整えています。実習室は、階段状の教室にカメラと高解像度スクリーンが設置され、どの場所からも教員の手元をしっかり確認することができます。また、実習先として北水会グループの医療・福祉施設が多数あり、地域に根差した看護の在り方を学ぶことができます。
医療の現場では、多様な専門スタッフが連携して一人の患者様に対応するチーム医療が推進されています。本校では、看護学科のほか、理学療法学科、言語聴覚療法学科の3学科を有する特色を生かし、各学科の学生が交流して学ぶ機会を設け、他職種の役割やチーム医療の基本を理解するための多職種連携教育を実践しています。
看護師に求められる豊かな人間性と看護実践能力を身に着けることを目指しながら、国家試験受験にむけての対策も1年次から地道に継続しています。毎朝必ず行う5分間テストに始まり、3年次にはテューター制度(個人指導制度)によって各自の資質と課題解決を見極めた丁寧な補習講義を行い、着実な成果を挙げています。
校外実習で患者様を担当する体験から命を預かる責任の大きさを実感
菊地 優[茨城県立日立第二高等学校卒]2019年度入学
水戸メディカルカレッジは、講義、校内演習、校外実習のどれをとっても、充実したカリキュラムが組まれていることを実感しています。とくに看護学科は実習の種類が多く、実践的な知識と技術を身につけることができます。校外実習では、特定の患者様を一定期間担当する体験から、看護師という職業が、人の命を預かる責任の大きな仕事であることをあらめて学ぶことができました。北水会グループ内に医療機関や福祉施設がたくさんあり、本校を卒業した先輩たちも多く活躍しているので、安心して実習に臨むことができることも、魅力のひとつです。
看護に必要な基礎的な知識や技術として、人間の体の構造と機能を覚え、病気にかかってから治っていくまでの過程を理解します。また、看護師に求められる科学的思考や倫理的思考を身につけます。
科学的思考の基盤/人間と生活、社会の理解/人体の構造と機能/疾病の成り立ちと回復の促進/基礎看護学 など
臨地実習75時間(計6日間)
基礎看護学実習Iを行います。
1年次に学習したことをもとに、看護を展開していくための知識・技術・態度を学びます。科学的根拠に基づく看護援助の必要性を理解し、問題を自ら解決する能力を身につけます。
健康支援と社会保障制度/成人看護学/老年看護学/小児看護学/母性看護学/精神看護学/在宅看護論 など
臨地実習90時間(約3週間)×3
基礎看護学実習II、成人看護学実習I、老年看護学実習Iを行います。
実践を中心に、1、2年で学習したことをより確かなものとしていきます。相手を尊重しながらも主体的に探求する態度を習得し、看護の専門職業人となるための責任感を培います。
看護の統合と実践/臨地実習各種
臨地実習90時間(約3週間)×9
成人看護学実習II・III、老年看護学実習II、小児看護学実習、母性看護学実習、精神看護学実習、在宅看護学実習を行います。
患者様の気持ちに寄り添える看護師を目指し、毎日を積み重ねる
2017年3月卒業
柴森 有沙さん
通院していた父に付き添う中で、病院で働く看護師さんたちの姿を目にして感銘を受け、高校3年で思い切って進路変更し、水戸メディカルカレッジに進みました。看護師となった今は、患者様のケアや手術準備、入院対応などの業務にあたっています。慌ただしい毎日ですが、とてもやりがいを感じます。患者様の気持ちに寄り添える看護師を目指して、毎日をしっかり積み重ねていきたいと思います。
先輩の助言を受けながら、チーム医療の中心的役割を担う
2018年3月卒業
仲間 綺羅さん
水戸メディカルカレッジを卒業し、現在は、病院の回復期リハビリテーション病棟で働いています。ここでは、患者様の身体状態の管理からご家族も含めた精神的サポートまで、看護師がチーム医療の中心的役割を担っています。責任ある職務ですが、水戸メディカルカレッジの先輩たちが看護師やリハビリテーション専門職として多く在職し、的確に助言してくれるため、自信を持って働くことができています。
からだだけでなく、心の回復も支援。一人ひとりの人生と向き合う仕事です。
看護学科
副校長
山元 照美
看護師になりたいというあなたの想いを全面的に支援します
看護師の仕事とは、「病気」を見るのではなく、病気を持つ「人」を見ることです。患者様を理解し、その方のゴールを見据え、そこに一歩でも近づき、その人がその人らしく生き抜けるよう寄り添って手を差し伸べる──それが、看護師の仕事です。大きな責任を伴いますが、その分やりがいも喜びもひとしおで、一生学びを深めながら続けていける職業です。国家資格を得るまでの3年間の学習は決して楽ではありませんが、看護師になりたい、という強い意志をもっていれば、目標に到達できます。経験豊富な教員陣が、あなたの想いが実現するまで全面的に支援します。
本学科では、以下の方針をもとにカリキュラムを編成しています。
本学科では、以下を卒業認定の要件としています。